筋膜・筋膜はがし・筋膜リリース ロータリー院
こんにちは!院長です!
暑い日が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?もう、子供達の日焼けも始まっていますね!
今日は、筋膜、筋膜はがし、筋膜リリースについてお話ししたいと思います。
まず、『筋膜』ですが、種類があります。一番深いところから、筋繊維を覆う筋内膜、筋束を覆う筋周膜、筋肉全体を覆う筋上膜と深筋膜、身体中の皮下脂肪の中に入っている浅筋膜。
う~ん・・・色々ありますね・・・
人間の体は様々な膜で包まれているので、筋膜と言ってもこれだけの種類があります。
じゃあ、大事なのは何?と言われると、『深筋膜(筋上膜)』です!
筋肉全体を覆う深筋膜は、筋肉一つ一つを個別化しています。言うならば、「ウインナー・ソーセージの皮!!」
筋膜と筋膜の間にはヒアルロン酸などの潤滑液が流れています。筋膜が癒着を起こすと膜どうしが滑らなくなり、筋肉自体の動きが悪くなってしまいます。
冷凍されたソーセージどうしの皮がくっついた状態ですね!
また、筋肉は力を入れて収縮すると、筋膜が風船の様に伸びて太くなりますが、筋膜が硬くなると、太くなれずに筋力低下を起こします。
そこで、筋膜はがしで筋肉の癒着をそっと取っていきます。
すると、筋膜の隙間に潤滑液が流れ込み、滑りが良くなって関節の動く範囲が広くなります。
筋膜はがしは癒着を取ることであり、筋膜を筋肉からぺリぺリはがすこととは違うんですね。
写真は格闘技をやっている男性ですが、治療後はパンチを打ちやすくなり、肩の可動域が広くなったため、リズムがとりやすくなりました。
運動されている方だとこの程度ですが、より固まっている方はさらに赤くなります。
他にも、女性の肩こりの方や、背中や肩が回らないなどの、関節の動きの硬さによって起こる症状は改善しやすくなります。
筋膜リリースは、ストレッチのような手技で筋膜を伸ばしていきます。
ヨガなどでも、筋膜リリースは行われます。
筋膜は自分では動けないので、動かしてあげることが大事ですね!!