やがわ整骨院 健康通信8月号
こんにちは!やがわ整骨院です!
最近は猛暑で暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
仕事場や室内でずっと座っていることも多く体にも不調を来していませんか?
今回はそんな方達に〈大腰筋〉を使ったウォーキングを紹介します!!
ぜひご一読ください!
大腰筋ウォーキング
近年では、椅子に座る事が多くなっています。例えば、パソコン、スマホ、車の運転あるいは同乗、テレビ、ゲーム、読書、食事など、そしてリモコン、お茶菓子、飲み物などとりあえず必要な物を手元に置いて日常でどれほどの時間を座っているでしょうか!
座位は、リラックスした股関節屈曲位です。リラックスしているのは、股関節屈筋が抵抗(収縮)に対して作用していないためです。
この状態であれば、座ったときの胴体部の全重量は骨盤底にかかり、下肢は活動していない状態です。この姿勢が長時間保持されれば、血行、筋肉のコンディショニング、神経の反応でさえ阻害されてしまいます。
アメリカのある学会が調査したところ、
・ 1日6時間以上座る男性は3時間未満の男性と比較して死亡リスクが18%高い。
・ 1日6時間以上座る女性は3時間未満の女性と比較して死亡リスクが37%高い。
というデータも出ています。
この股関節屈曲位、即ち座位でかたまった筋肉を少し日々の生活で意識する事が大切になってきます。
皆さんは脚のつけ根はどこですか?そう問われるとほとんどの方が、青い丸の太もものつけ根をだと思っています。
確かに、骨格で見れば股関節のある場所なので間違いではありません。しかし、脚を動かす筋肉で見れば、赤い丸のところが正解なのです。
この筋肉は、大腰筋といって、インナーマッスルの代表格のような存在です。
大腰筋の始まりは、みぞおちのあたりで、そこが脚のつけ根と意識して歩いてみて下さい。ここを意識することで、歩幅が大きくなり、歩くスピードも増します。また骨盤の歪みも調整され姿勢も良くなります。
慣れてきてピッチを上げれば、血行も良くなり、腹筋も鍛えられ、体幹も強くなり、腰痛改善や転倒防止にも期待できますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。