「やがわ整骨院ロータリー院 健康通信5月号」
おはようございます。院長です。
新緑がまぶしい季節になりましたね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は「ぎっくり腰」についてのお話をお届けしたいと思います!
あっ!と思った瞬間に腰くだけになる。海外では“魔女の一撃”わが国では“ぎっくり腰” とよばれ、20代から50代に多く、ほんのちょっとしたきっ
かけで突然腰に激痛が起こります。
重いものを持ったり、かがんだり、腰をねじるなどの動作が引き金になります。
痛みが起こる原因 は、腰椎関節のねんざや、じん帯の軽度の損傷、関節周囲組織のめくれやねじれによるものです。
症状の程度には個人差があり、物につかまりながら何とか動ける人もいるし、強い痛みのためにほとんど動けなくなる人もいます。
しかし、少し前かがみになったり、ひざを曲げて横向きで寝るなど、痛みが楽になるという姿勢が必ずあります。つまり、ぎっくり腰であれば、しば
らく安静を保っていると、痛みは徐々に軽くなります。
ただし、注意しなければならないこともあります。急な強い痛みが必ずしもぎっくり腰とは限らないことです。
症状として腰に激痛が現れる病気もあります。目安としては、どんな姿勢をとっても楽にならない・発熱を伴う・冷や汗が出る、といった症状がある
場合は、非常に重大な病気の場合もありますので、なるべく早く当院にご相談ください。
『一度ぎっくり腰になるとクセになる、という話をよく聞きますが本当ですか?』
ぎっくり腰を繰り返す人が見られるのは確かで、ある意味クセになるといえるでしょう。これ
は、その人の生活習慣(行動パターン)がぎっくり腰を起こしやすい動作を繰り返していることや、過去に傷めた腰の関節が、ゆるみやすくなってい
るため、筋力低下によって発症しやすくなると考えられています。
再発を予防するには・・・
腰を支える腹筋や背筋の筋力と柔軟性をアップするために、“適度な運動・ストレッチ”を習慣づけましょう。また、疲労回復のために“適度な休息”もと
りましょう。