やがわ整骨院 健康通信9月号
こんにちは!
やがわ整骨院です。今回は予防についてお話ししていきます。腰痛の患者さんが多いのとどのように予防したらよいかなという質問が多かった為、少しでもこの情報がお役に立てればと思います!
腰痛を予防しましょう!
長時間の立位の後に座ろうとした時や長時間の車の運転やイスに坐っていた後に、立とうとして腰が痛くて伸びないということはないですか?
これは、腰周囲にある筋肉が伸ばされ続けることによって、筋肉の緊張が強くなり立った時に筋肉が元の長さ戻りにくくなっているのでおこるのです。
筋肉はもともとゴムのように自由に伸びたり縮んだりする事で体を動かしているのですが、同じ姿勢の維持によりこの機能が低下してしまいます。
人間の背骨は横から見るとS字状になっていて、腰のところで前にカーブしていますが、加齢や姿勢不良によって減少していき、進行すると逆に後ろにカーブし、いわゆる腰が曲がった状態になります。
加齢により、必ずこの腰のカーブの減少が起こるわけではありません。
高齢の方でも、ラジオ体操を日課にしたり背筋を伸ばしてウォーキングをするなど、運動機能が保たれていると“本来の若々しい姿勢”を保てます。
日常の注意ポイント
まず、イスに坐る時はオシリを後ろに突き出すように坐る。オシリの骨(坐骨)が坐面にあたる感覚を確認してください。そうすると、背筋が伸びて丸くなりにくくなります。
背筋が丸くなってきたと感じたら、また同じように座り直しましょう。
床に座るときは、足を投げだして坐る(長座)や、あぐらではなく正坐で坐りましょう。
体 操
柔軟性を高める体操
骨盤前後運動
①背筋を伸ばし椅子に腰掛けます。
②頭は動かさず、お腹を突き出す感じで、腰を前に出す。
③頭は動かさず、腰を後ろに引く。
この動きを10回ほど繰り返します。
骨盤左右運動(お尻を拭くような姿勢)
①背筋を伸ばし椅子に腰掛けます。
②頭は動かさず、腰を右に傾ける。(顔は動かさず正面を見る。)
③頭は動かさず、腰を左に傾ける。
この動きを10回ほど繰り返します。
骨盤回し
骨盤前後運動と骨盤左右運動を組み合わせ、前後左右にぐるぐると骨盤を回します。
右回り、左回りと10回ほど繰り返します。
頭を動かさないように意識するのがポイントです。
最近は若い方でも、背骨のS字状カーブが崩れている方も多く、気がつかないうちに腰が伸びにくくなっていることもあります。
腰の痛みや、腰が伸びないなどの症状が気になる方は当院にご相談下さい。