やがわ整骨院 健康通信10月号
成長期に子供に必要な身体作りの三角形
身体づくりには、トレーニング・休息(睡眠)・食事(栄養)のバランスが大切
人のからだは、トレーニングをすると傷つきますが、休息(睡眠)によってダメージの修復・回復が行われます。
良い睡眠がとれるかどうかで、体のダメージがどれくらい回復するか決まります。できれば、成長ホルモンが出る『ノンレム睡眠』がうまくとれる状態にすることが望ましいです。
※8時間以下の睡眠は危険信号
睡眠が少ないと起立性調整障害(自律神経機能失調)になる恐れがあるので、少なくとも8時間は寝るようにしましょう。できれば9時間は欲しいところです。
バランスのとれた食事によって、良いトレーニングができるか、良い睡眠がとれるか決まります。
寝る前の何時間前に食事をするか、どんな内容の食事かによっても、良い睡眠がとれるかどうかに深く関わってきます。
夜遅く脂肪の多い食事をとると、胃の中で長く留まっているため良い睡眠が取れないので、特に夜の食事は注意が必要になります。
水分は栄養素ではありませんが、生物にとってとても重要で、若い男性で体重の約60%、女性は55%が水分であり、子供はもっと多いので大人以上に水分調整が大切になります。
朝ご飯が身体づくりのカギ
就寝中に水分が出てしまい、朝は脱水状態になるので、朝ご飯は大切な水分補給源です。
朝型人間は、朝ご飯を食べて体温上昇、授業中に頭が働く状態になり、夕方には体温低下してお休みモードとなり夜眠りやすくなりますので理想的なサイクルを作り出してくれます。