温熱療法と寒冷療法って?
皆さんこんにちは、やがわ整骨院本院の副院長の安田です。
だんだん涼しくなってきましたね~。
これからはスポーツの秋ですね!
スポーツいきなり始めると出てくるものが捻挫だったり肉離れです!
そんな捻挫や肉離れになったときの応急処置に使うアイシングやお風呂での温めってどんな時に使い分けるのか?
今回は冷やしと温めについてお話ししていきましょう!
寒冷療法と温熱療法
腰や膝、肩などが痛むときは冷やしたほうがいいですかそれとも温めたほうがいいですか?とよく聞かれます。これについて・・・
■寒冷療法(かんれいりょうほう)…患部を冷やす治療です。
冷やすことで炎症を抑えたり、痛みの感覚を鈍らせたり、筋肉 軽減
させたりします。
大切なのは「急性期の炎症がある場合に行う」治療であることです。
患部が熱を持っていたり、赤く腫れていたりする時は、この寒冷
療法を行う目安になります。
(たとえば、風邪で熱があるときに、氷まくらや氷嚢を使うのと同じです。)
■温熱療法(おんねつりょうほう)…患部を温める治療です。
慢性期の痛みを緩和したり、関節の拘縮(動きの制限)を改善した
り、筋肉の緊張を解くために行います。
整骨院では、以下のような温熱療法があります。
「ホットパック」:温めたパックを患部に当てる。
「遠赤外線」:深部の骨や筋肉を温める
などなど・・・。
家庭では、入浴によって温めたり、使い捨てカイロで
患部を温めたりするのが効果的です。
<注意点> 急性炎症や外傷の急性期(痛めてから7~10日間)には、
症状を悪化させることになるので、行ってはいけません!
一般的に肩こりの場合、慢性的であることが多いので
「温熱療法」が効果的でしょう。
ただし、肩こりは慢性的であっても一時的に痛みが増悪したり、
つっぱり感が悪化したりする場合は「寒冷療法」も良いと思います。
大切なのはこれ ・・・
「寒冷療法」 → 急性期の炎症
「温熱療法」 → 慢性期の症状
ぜひ、目安にして下さいね!