やがわ整骨院 ロータリー院ブログ

「やがわ整骨院ロータリー院 健康通信10月号」

こんにちは。院長です。

台風の影響で、暑くなったり、寒くなったりと気温の変化で体調を崩される方が多くなっています。

今回は体調管理をする上で、意識してておきたい「口呼吸と鼻呼吸」についてお話したいと思います。

 

口呼吸と鼻呼吸
                                                                                    
皆さんは普段呼吸をする時、鼻で息をしていますか?それとも口で息をしているでしょうか?

実は、鼻は「呼吸器」ですが、口は「消化器」に分類されます。

口で吸った息は、小さな異物、ほこり、ウイルス、細菌等が混じった空気がそのまま気管から肺へと入ってしまい

全身の健康や美容などにさまざまな悪影響を及ぼします。

< 口呼吸のデメリット >

・風邪をひきやすくなる

鼻呼吸では空気中を浮遊しているウイルスや病原菌、アレルギー物質を除去し温かく水分を含んだ空気を体内に取り入れます。

ところが、口呼吸をするとこれらの異物がダイレクトに気管に入ってくるため、風邪をひきやすくなったり、感染症にかかり

すくなります。

・虫歯、歯周病、口臭の原因になる

口呼吸をすることによって唾液の分泌が悪くなり(舌も乾燥する)、酵素の働きが悪くなって虫歯や歯周病

口臭など口トラブルを起こしやすくなります。

・酸素の摂取量が落ちる

口呼吸は鼻呼吸に比べて肺のすみずみまで空気がいきわたらず、「浅い呼吸」になります。

酸素不足から疲れやすくなったり、脳に十分な酸素が供給されず集中力が低下し、代謝も落ちます。

代謝が落ちると痩せにくくなるためダイエットにも悪影響を及ぼします。

 

・歯並びや顔の輪郭に影響する

口をいつも開けていると口の周りの筋肉が衰え、歯並びや顔の筋肉に影響を与えてしまうこともあります。

また、あごを前に突き出した呼吸になり猫背につながることもあります。

・睡眠時無呼吸症候群の引き金になる

口を開けて寝ていると舌が下がって気道をふさぎ、睡眠時無呼吸症候群を引き起こすおそれがあります。

歯並びがもともと悪かったり、副鼻腔炎、鼻炎などで鼻が慢性的に詰まっていて鼻呼吸がしづらかったりする場合は

まずはそちらの治療が先決になります。

 

しかし、そうではなく習慣や癖で口呼吸になっているのであれば、自分で意識をして治すことができます。

口が渇きやすい、気が付くと口が開いている、いびきがひどいという人は口呼吸が癖になっているかもしれません。

自分で気付いた時に意識して口を閉じて鼻呼吸にするだけで、だんだん体が鼻呼吸のリズムを覚えてくれると思います。

普段から意識して鼻呼吸を心がけましょう!

鼻呼吸

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