やがわ整骨院 12月号VOL2
野球肘について
こんにちは!やがわ整骨院です。今回は寒い時期に入ってスポーツで投げる動作を行うアスリートも増えてきたと思います。
実はこの時期に投球動作に問題がある人は肘館に痛みを訴えることが多くなります。
そこで今回は肘の内側の痛みで内側上顆炎と呼ばれる通称野球肘についてです!
《野球肘とは?》
当たり前のようですが、野球やソフトボールなどで、ボールを投げる動作により野球肘になる可能性があります。
バットをいくら振っても、野球肘になることはありません。程度にもよりますが、肘を痛めている選手でも、素振りやバッテングでは問題がない場合が多いようです。
通常、ピッチャーの投げ過ぎや不自然なフォームでの投球が原因になることが多く、もって生まれた骨格などの影響によるものも少なくないと言われています。
日本臨床スポーツ医学会によると
・小学生の場合、1日50球以内・週200球を超えないこと。
・中学生の場合、1日70球以内・週350球を超えないこと。
・高校生の場合、1日100球以内・週500球を超えないこと。
と、提言されています。
発症率は、ピッチャーが群を抜いて高いのですが、ほかのポジションでも起こりますので注意が必要です。
野球肘は、進行すると肘の周囲に炎症を起こし、最終的には骨の一部剥離(はくり)を起こすこともあります。しかし、この野球肘の始まりは、軽い筋肉痛や肘の疲れの積み重ねによるものです。
最初から強い痛みが出たり、肘が動かなくなったりするわけではありません。
野球肘は、選手生命を絶たれてしまうことも少なくない、重篤なスポーツ障害の一つです。プロ野球やハイレベルアマチュアの世界でも、肘のトラブルに悩んでいるプレーヤーは数多くいます。
特にリスクの高いのは、小・中学生です。初期の段階では、数回の通院で軽快することが多いので、違和感や軽い痛みを感じたら先ずは早期治療が重要です!!
詳しいことは、当院にご相談ください。