筋膜の癒着とはがしについて!
こんにちは!
やがわ整骨院 副院長の安田です!
今回は凄い写真と一緒に筋膜の癒着の話について!
写真は患者様に許可を頂いて撮影させていただいたものです!
こちらの患者様は腰部と肩に痛みを訴えておられ、触診したところ筋膜の癒着が強く固まってしまいました、治療後はとても柔らかくなって痛みも改善いたしました!
そもそも筋膜とは
筋膜は、あまり聞き馴染みのないものですが、その名の通り、筋肉一つ一つを覆っている膜のことでした。鶏肉に薄い膜がありますがあれが筋膜ということです。この膜は、コラーゲン(膠原)線維とエラスチン(弾性)線維の2つの線維が網目状に折り重なったものから出来ているといいます。
この筋膜、全身をボディースーツのように覆って、筋肉、骨、臓器などを正しい位置に支える役目をしていることから、第2の骨格とも呼ばれているそうです。
亜急性の肩痛・腰痛の原因は筋膜に問題がある場合があります。
最近では、亜急性の肩痛、腰痛の原因のほとんどは筋膜が原因だというのが一般的な考え方なんだそうです。
この筋膜、正常な場合は、うまくバランスをとりあっていますが、どこかの場所で硬くなりほぐれなくなると、それによって全体の筋膜が引っ張られ、次第に体が歪んでいくといいます。
この状態が長く続くと、亜急性の肩痛や腰痛につながるということです。
筋膜が硬くなる原因は?
では、どうして筋膜が硬くなるか、それは普段からの悪い姿勢にありました。例えば、猫背の姿勢でパソコンを長時間行ったり、バッグをいつも同じ肩にかけ続けたりすることです。このようなことで筋膜の一部が硬くなって筋繊維と癒着してしまいます。
硬くなった筋膜は、どうしたらほぐすことができるの?
そこで登場するのが筋膜はがしです。筋膜はがしで硬くなった筋膜を刺激してほぐします。肩周りや背中、腰周りなどの筋膜を癒着しているところを取り除くことにより、亜急性の肩痛、腰痛も改善されるといいます。また、肩こり、腰痛がない人も予防になりますよ!
では次回の更新をお楽しみに!!